『野菜ジュースと豆乳の汁』レシピ トニックウォーターがポイント


トマトジュースを使ったつけ汁は、もう20年位前に雑誌に掲載して頂いた事があるのです。その時は、ジュースにそば汁を合わせただけの単純な汁だったのですけれど、抵抗を持たれる方が多かった。その頃、自分で食べる時には豆乳をコーーヒーに入れるミルクのように流し入れて食べていました。この汁は野菜ジュースと豆乳が同割です。割合は、お好みで調節すると良いでしょう。野菜ジュース(トマトジュース)と豆乳を合わせると、どうしても汁に「もたつき」が出るので、そばに汁を絡ませた時のキレを出すために、汁にトニックウォーターを加えたました。これがこのレシピの小さなポイントです。

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<材料>
1人前
・野菜ジュース(又はトマトジュース) 50ml
・無調製豆乳                                             50ml
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40ml         1袋
・そば
・トニックウォーター                              20ml
   薬味等
  ・湯むきトマト
  ・レモン
  ・青ネギ
  ・貝割れ菜             

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<作り方>

1)初めにそばを茹でて冷水で冷やしておく
2)丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40ml をトニックウォーター20mlで割り器に注ぐ
3)2の器に 野菜ジュース(又はトマトジュース)と 無調製豆乳を注ぎ混ぜる
4)そばを器に盛り薬味等と共に提供
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丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40mlにトニックウォーター20mlを注ぎます。
ここがポイント。汁のもったり感を和らげてくれます。少し苦味を感じますが、それが濃厚な汁のアクセントになります。

湯むきしたトマトを加えて、汁を混ぜ合わせ貝割れをのせるだけ。

これは、別バージョンで作ってみました。
そばを汁に浸しました。

器を変えるだけで、和風にも洋風にもなります。野菜ジュースと豆乳の組み合わせなら、どちらでも抵抗が無いでしょう。

著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康

<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。

感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。

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