
色々作ったけれど、何かもう一品欲しいな。ちょっと物足りない。
そう思っても材料もあまりない。そんな時、身近な材料で簡単に作れる卵の料理。
アレンジは多様で、卵しかなければそれでも作れます。
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<材料>
・全卵 2個・丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> 1袋(40ml)
・酢 水1ℓに対し大さじ1杯
以下具材は好みで
・そば 乾麺・生麺等 1/3人前
・茹で三つ葉 適宜
・細切り茹で人参 適宜
・水戻しの木耳 適宜
その他 茹で海老 ほうれん草 わかめ等々
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<作り方>
1)丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>1袋(40ml)を水または出汁100mlで割る2)水1ℓを沸かし酢大さじ1杯を加える
3)卵をボウル等の器等に割り良くかき混ぜる
4)鍋に3の卵を流し入れる
5)水切りのためにバット等に巻き簾を広げておく
6)卵が浮いてきたらすくって巻き簾に平たく並べる
7)6に具材をのせ形良く巻き上げ輪ゴムでしめ冷ます
8)適当な大きさに切り器に盛り1の汁を張る
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材料です。具材はあるものを使って下さい。

酢を加え軽く沸騰させた湯に溶いた卵を流し入れます。
ここでは水戻しした木耳を加えています。

湯を強く沸騰させると卵は散ってしまいますから、火力に注意します。

卵が浮いて来たら、網ですくいます。

水切り用のバット(またはボウル等)の上に巻き簾を広げておき、すくい上げた卵をのせます。

熱いうちに手早く卵を広げます。

準備して置いた具材をのせて、また具材を入れずに卵だけを巻いても充分です。

形良く巻き上げます。しっかり巻きたい時は輪ゴムをかけると良いでしょう。

この品は、とろろ仕立てわさびを添えました。
巻く具材にこだわらなければ、卵だけで手軽に作れ、広く応用が効く一品です。

著者紹介
蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。
感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。