カレー粉は、以前に『そば屋さんと同じ「カレー南蛮」レシピ』で作ったカレーの素を使っています。このカレーの素とそばつゆがあれば、手軽に出来ます。
昭和の30年代から40年代初めのおそば屋さんに良くあったカレー丼。ご年配の方には哀愁を、若い方にはレトロの味わいを。
1人前
・牛豚合挽き肉 60g
・玉ねぎ 60g
・
・丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40ml 1袋
・水(または出汁) 100ml
・ご飯 200g
・サラダ油 小さじ1杯
・塩、胡椒 少々
・紅生姜、グリーンピース 適宜
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<作り方>
1)玉ねぎをみじん切りにて、挽き肉に塩・胡椒をふる2)鍋でサラダ油を熱しひき肉を炒め色が変わったら、玉ねぎを加え炒める
3)水または出汁で割ったそばつゆにカレー粉を溶かす
4)2に3の溶きカレー液を加えとろみが出るまで煮る
5)器に盛ったご飯に4をかけ、紅生姜とグリーンピースをのせる
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材料は、いたってシンプル。
このそばつゆは、二人前で作っています。
懐かしいとか昭和の哀愁と言っても、考えてみたら私はそば屋さんでカレー丼を食べた事がないな。でも、このほっとする感じはなんなのだろう。昭和の30年代40年代、子供の頃には嫌いだったけれど、今は大好きな紅生姜とグリーピースからくる物なのか?不思議な感覚を与えてくれる、幻のカレー丼。一度、作ってみて下さい。
著者紹介
蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。
感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。