『揚げそばのあんかけ(2025/02/09記事)』で作り置いた『揚げそば』をサラダに使いました。ドレッシングは、そばつゆにワサビをたっぷり溶き入れて。アクセントに『狸囃子風(2024/03/21記事』の塩豆腐も加えました。カリッとした揚げそばと豆腐の柔らかさが食感に変化を付けてくれるので、いつもの野菜サラダにもよく合います。
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『揚げそばのあんかけ』からのおさらいです。茹でる前の生そばを揚げます。乾麺を使うならば一度茹でてから、よく水気を切ってから少し乾かして揚げます。乾麺を揚げるのは手間がかかりますから、揚げそばにするのは生そばがお勧めです。揚げ油の温度は180℃。少量ずつ揚げていきます。2025/02/09記事を参照にして下さい。
揚げるとそばが膨らみます。そばから出る泡が少なくなった頃を見計ってアミですくい上げます。
揚げ上がったそば。
塩豆腐を作ります。こちらも2024/03/21記事を参照にして下さい。
丸の型で抜きました。
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>1袋 40mlを出汁または水60mlで割ります。ワサビを入れ(少し辛いくらい)、ワサビそばつゆのかけダレが出来ます。出汁が効いてこれだけで美味しいです。あとはお好みでサラダオイル・酢を加えて下さい。ここでは、簡単にマヨネーズを少量加えました。ワサビが良く混ざり合うように茶漉しで濾します、
そばつゆの出汁感が決め手。ワサビの辛味も引き立ちます。
仕上げに軽く炒った松の実を散らしました。
黄カリフラワー・アボカド・クレソン・ミニトマト・松の実、そして揚げそばのサラダです。
著者紹介
蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。
感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。