『すだちとプチトマトの夏色そうめん』のレシピ



「すだちそば」を、お品書きによく目にする様になったのは、いつ頃の事だろう。 夏のそばとして、涼感のあるすだちたっぷりの盛り付けが人気です。 こう毎日暑いと、料理する気も無くなったりしますよね。
そこで簡単に出来る一品。
カラフルトマトと合わせて、夏色に盛り付けたそうめんです。

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<材料>

2人前
・すだち              小2個
・プチトマト            7〜8個
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40ml  2袋
・水(または出汁)         500ml
・素麺               2束
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<作り方>

1)すだちを厚さ1.5mmの輪切りにする
2)プチトマトはヘタを取り縦半分に切る
3)そばつゆ2袋を水または出汁500mlで割り冷蔵庫で冷やしておく
4)素麺を茹でて冷水でしめ5の汁をかけて4の具材をのせて提供する
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『すだち』です。『青柚子』や宮崎県産の『へべす』でも。
へべすはやや大きめで皮が薄くて切り易く、入手出来ればお勧めです。
出荷量が少ないのでなかなか手に入りにくいので、やっぱり、かぼすにしました。



かぼすは皮が硬いので、きれいな輪切りにしにくいので、竹串を2本寝かせて、
気を付けながら包丁で少し切り込みを入れます。



かぼすの上を指で押さえて、包丁を竹串に沿わせる様にして切ると、上手に薄く切れます。



厚さ1.2から1.5mmくらいです。



カラフルトマト。これは見ているだけでも楽しい。



そうめんを茹でて冷水でよく締めてから水気を絞る様に切ります。
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40mlを2袋と水または出汁で割った汁に入れ、
かぼすとトマトを並べます。



かぼすの酸味とトマトの酸味が微妙に混じり合って、麺を食べながら、汁を飲みながら独特の風味が味わえます。



暑いこの夏だけれど、さっぱりとした一食は目も涼みます。



著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康

<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。

感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。

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