そばつゆの出汁感が決め手『ピーコンペペロンそば』レシピ



休日の昼間。何となくお腹が空いて来たけれど、外に出て食べに行くのも億劫。
冷蔵庫や缶詰などの食材を保存している扉を開けて、半端に残った材料でちょちょいっと作っちゃいましょう。ピーマンとこんにゃくだけでも充分、美味しく作れます。作り方は至って簡単。
面倒ならば、材料を全部一緒に炒めても構いません。
このピリ辛そばは思いの外、お腹一杯になりますよ。
汁気なしのそばだからこそ、なおさらに味の決め手は、つゆの出汁感にあります。

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<材料(二人前)>

・ピーマン           50g
・こんにゃく          50g
・アサリの水煮(缶詰)     20g
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> 1袋(40ml+水60ml)
・そば(乾麺)         二人前
・鷹の爪            小さじ1/4
・乾燥小エビ          小さじ1杯
・胡麻油            小さじ2杯
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<作り方>

1)ピーマンの種を取り除き縦1〜2cmに切る
2)こんにゃくは、アク抜き等を製品の指示に従って処理してから1cm角に切る
3)アサリの水煮は汁気を切っておく
4)鷹の爪は細く輪切りにする
5)そばは茹でておく
6)フライパンに胡麻油をひいてこんにゃくの水気が飛ぶまで火を通す
7)6にピーマンとアサリと鷹の爪を加えピーマンがしんなりするまで炒める
8)7にそばを加え希釈した丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>を注いで炒め絡ませる
9)仕上げに乾燥小エビをふりかけて出来上がり
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仕込み時間わずか5分!



胡麻油でこんにゃくを炒め水気を飛ばします。



ピーマン、水煮のアサリ、鷹の爪を加えて、ピーマンが少しシナッとしたら・・



茹でたそばを加え、希釈しておいた丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> で炒め汁気を絡めます。つゆの出汁が効いているので、炒めて詰めて行く味を引き締めてくれます。順次に炒めるのが面倒だったら、最初から材料を全部フライパンで炒めても良いですね。豪快に大雑把に行きましょう。



仕上げに乾燥小エビを散らせて出来上がり。



お好みで、キムチや、ニンニクを入れても。余っている食材を活用して下さい!
この汁無しそばは、妙にお腹を満たしてくれます。ピリ辛味が、二人前をペロリしちゃいます。満腹になって、一寝入りしたくなる様な、休日の気だるい午後の幸せな時間。 そんな「ピーコンペペロンそば」です。

著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康

<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。

感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。

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