『そば米納豆』レシピ/そば米を茹でる

「そばの実」の加工品「そば米」を茹でて簡単に出来る品を作りましょう。茹で方のポイントは、アクを抜く為の二度茹でです。いつもの納豆に、そば米を合わせるだけで、新たな食感を味わえます。

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<材料>

・そば米            15g
・納豆             1パック
・長葱             5g
・茗荷             1/2本
・オクラ            小1本
・うずらの卵          1個
・焼き海苔、花かつお   適宜
丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>1袋  適量

<作り方>

1)そば米を水で軽く洗ってからそば米の上1cmに水を張り火をつける
2)2が沸騰したら火から下ろし水を変えて再び沸騰させてからザルにそば米を取り水で冷ます
3)納豆に丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>を原液のまま加え味を付ける
4)オクラは茹でて小口切り茗荷は細切り長葱はみじんに切る焼き海苔と花かつおは適宜使用
5)納豆を器に入れ茹でて冷やしたそば米を盛り付けて4の薬味をのせる

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そば米を鍋に入れて、軽く水で洗います。そば米は茹で太りしますので、一度にたくさん茹でると余ってしまいます。茹でたそば米は、いたみが早いので使用する分をまめに茹でる様にしましょう。

そば米の上1cmを目安に水を張り火をつけます。

沸騰させます。そば米によって異なりますが、この時にアクがたくさん出る事もあります。火から下ろして、湯こぼしして水を変えます。

水を変えた状態です。そば米の色が透け出して色が白くなって来ます。

二度目の沸騰をします。アクは殆ど出なくなります。

水に取り冷まします。

水を切り保存。

納豆の薬味です。刻み葱・ちぎり海苔・花かつお・茗荷・うずらの玉子・オクラ。

納豆を器に入れてから、そば米を盛り付けて薬味をのせます。

味付けは、普段の納豆よりやや濃い味が合います。納豆に付いているつゆでは無く、そばつゆを原液のまま使うのが、隠れた 一番のポイントです。

そば米を使った応用の三品です。とろろにのせて、そば米吸いとろ。

温たまごにそばつゆをちょっと滴らせば一品料理。そばつゆを水や出汁で割って注いで、麺のつけ汁にもなります。

季節の菜物にちょっと添えれば、気の効いた前菜になります。

著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康

<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。

感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。

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