
もし「好きな野菜は?」と訊かれたら、私は迷わず「明日葉」と答えます。
野菜売り場で明日葉を見つけると、少し大げさですが、思わずよだれが出そうになるほど好きなのです。
もっとも、明日葉はなかなかのクセ者。万人受けする野菜とは言い難い。
そんな時は、代役にピーマンを立てることもあります。
今日はごはん作りを、手軽に、ちゃっちゃと済ませたい日。
そんな気分のときには、これがいちばん――台所も気持ちも、軽やかに収まります。
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<材料>
2〜3人分
A
・厚揚げ 150g
・牛バラ肉薄切 100g
・明日葉 又はピーマン 50g
・にんじん 10g
・炒め油 大さじ1杯
B
・ 丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40ml 1袋 水または出汁60mlで割る
・豆板醤 小さじ2杯
・オイスターソース 小さじ2杯
・片栗粉 5g を水30mlで溶く
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<作り方>
1)材料はそれぞれ食べ易い大きさに切る
2)Bの調味料をすべて合わせてよく攪拌する
3)牛バラ肉に塩胡椒をして焼く
4)3に明日葉の茎部分とにんじんを加える
5)明日葉の葉の部分を加える
6)明日葉の葉がしんなりしたら厚揚げを加える
7)Bの調味料を注ぎ入れて炒め煮からめる
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Aの材料です。明日葉は、独特の苦味と歯応えがあります。苦手な方は、代わりにピーマンで作ると良いでしょう。
Bの調味料です。片栗粉は、溶け易いようにあらかじめ水30mlで溶いておきます。これらを全て合わせてから、混ぜておきます。
牛バラ肉に塩と胡椒を振って、大さじ1杯の油で焼き色をつけます。
明日葉の茎の部分とにんじんを加えて炒めます。
明日葉の葉を加えて、しんなりするまで炒めます。
厚揚げを加えます。ここまで牛バラ肉を入れてから3分くらいです。
一度、火を消してBの合わせ調味料をかき混ぜてから注ぎ入れます。
再び中火にして、合わせ調味料を煮からめながら、とろみが付いたら出来上がり。
あっという間にできる、時短のスピード料理です。
少しだけピリ辛で、合わせ調味料の出汁がよく効き、ついごはんが進みます。
著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。
感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。
