
家族のお弁当に、「そば屋の卵焼き」をよく作ります。
そばつゆをたっぷり入れた、あの味が好きだとリクエストされるのですが、食べる頃にはどうしても汁がしみ出してしまうのが悩みでした。
そこでヒントにしたのが、オムレツを焼くときに加える牛乳。牛乳の代わりに豆乳を使い、そこへ濃縮タイプのそばつゆを直接合わせて、胡麻油で焼いてみました。
すると、外はしっかり、中はそばつゆの旨みをやさしく包み込んだ、しっとりやわらかな卵焼きに仕上がりました。しかも、冷めても美味しい。むしろ、冷めたほうが味がなじんで、より美味しく感じられます。
「出汁たっぷりのそば屋の卵焼き」と「柔らかオムレツ」のハイブリッド。
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<材料>
・卵 3個
・無調整豆乳 70ml
・ 丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> 20ml
・胡麻油 適宜
・塩、白胡椒 少々
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<作り方>
1)ボウル等に卵・豆乳・ 丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>と塩胡椒を合わせて撹拌する
2)フライパンに胡麻油をひいて熱する
3)1の卵汁を2のフライパンに一気に流し入れる
4)3の卵を箸で縁を描くように火を入れる
5)卵が少し固まり始めたら生地を返しながらがまとめる
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材料は、これだけです。

材料をすべた合わせたら、よく撹拌します。

全体に熱が伝わるように、箸でゆっくりと生地を廻しながら焼いていきます。

鍋を持つ手を叩きながらまとめていきます。難しければフライ返しを使ってください。

焼き茄子とにんじんの甘露煮とさやいんげん胡麻和えを添えました。

冷めても美味しくいただけます。
著者紹介

蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。
21歳でそば打ちの世界に入る。名人と名高い片倉康雄・英晴父子に師事し、そば打ちの基本を学ぶ。『西神田 一茶庵』『日本橋三越 一茶庵』に従事した後、『立川 一茶庵』で店長を務める。その後、手打ちそば教室の主任講師などを努め、2004年より「永山塾」を開塾。長年研鑚を積んだそば技術やそば料理の技術を多くの人に教える。
感情豊かなそば打ちやそば料理の指導に、プロアマ問わずファンは多い。近年はそば関連企業と連携して、開業希望者やそば店等への技術指導にも活躍中。
