
夏といえば、ビールに枝豆。これ以上ないほどの定番です。
そこで、山椒の香りをきかせたそばつゆに浸した枝豆はいかがでしょう。皮ごと口に含み、豆をしごき出すと、そばつゆの旨みと山椒の爽やかな香り、赤唐辛子のピリッとした辛みが口いっぱいに広がります。キリッと冷えた冷酒との相性も格別。夏の宵、ゆったりと盃を傾けながら楽しみたい、大人の枝豆です。夏の宵、枝豆ひと皿、冷酒一献。それだけで十分にご機嫌になれますね。
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<材料>
・枝豆 250〜300g
・粒山椒 大さじ1
・赤唐辛子 1本
・ 丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> 40ml 水又は出汁200mlで割る
・塩 適宜
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<作り方>
1)枝豆は塩をまぶしてもむ
2)枝豆の両端を切り落として茹でてザルにあけ冷ます
3) 丸眞そばつゆ<濃縮タイプ>40mlを水または出汁200mlで割りつけ汁を作る
4)3のつけ汁に山椒と赤唐辛子を加え一煮立ちさせるて冷ます
5)4に2の枝豆を入れてひたす
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枝豆は塩でもみ、両端を切ります。ちょっとだけ面倒ですけれど、そのひと手間でいつもの枝豆の味わいが広がります。

たっぷりの湯で茹でて、冷まします。

丸眞そばつゆ<濃縮タイプ> 40ml 水又は出汁200mlで割ります。かけそばの汁と同じくらいの濃さです。このつゆのしっかりした出汁感がポイントです。

山椒の実と赤唐辛子。この山椒は春先に摘んで冷凍しておいたものです。山椒の実は「煮山椒」として瓶詰めでも売られています。麻婆豆腐を家で作る時は、粉山椒とは別に加えると、噛んだ瞬間にピリッとした爽やかな香りが立ち、風味がぐっと引き立ちます。少し入れるだけでも、ひと味違う仕上がりになるので重宝しています。

山椒と赤唐辛子を汁に入れて一煮立ちさせて、山椒の風味を引き出します。

汁が冷めたら、枝豆をひたします。

二時間つければ、味がしみて山椒の風味も感じられます。

こちらは、二日ほど浸しました。皮ごと口に含めばよりいっそう山椒の風味が楽しめます。

ちょっとアレンジ。汁に馴染んだ枝豆の香りと風味を活かして素麺に仕立てました。お酒の合間のお凌ぎや〆に。

いつもの枝豆にひと手間かけて作ります。けれど味が染み込む前に無くなってしまうかな?・・・それが、ちょっと心配です。

著者紹介
蕎麦料理研究家 永山塾主宰
永山 寛康
<プロフィール>
1957年(昭和32年)生まれ。21歳でそば打ちの世界に入り、片倉康雄・英晴父子に師事して、そば打ちの基本を学ぶ。その後、手打ちそば教室の主任講師などを務め、2004年に「永山塾」を開塾。長年にわたり研鑽を重ねたそば打ちの技術と、独自のそば料理を多くの人に伝えている。その感性豊かで繊細なそば打ちと、独創的で洗練された幅広いそば料理の指導、さらにユーモアあふれる講習や、軽い語り口によるエッセイが、プロ・アマを問わず多くのファンを魅了している。近年は、そば関連企業とのメニュー開発や個人そば店への技術指導など、多方面で活躍している。
